建築学校時代の同級生が立ち上げたstudio83(スタジオハチミチ)さんからの
依頼物件だ。
建築は中古住宅のリフォーム。
とはいえ、柱など構造体の一部も改造しているので
かなり大掛かりな工事だった。
その周りを囲む既存のアルミフェンスから木製フェンスに変更する。
既存のコンクリートブロックはそのまま活かすため、
その上に設置することが条件。
そのため、ブロックに設置するための金具を使用することにして、
構造的な問題をクリアするために、高さや柱のスパンを考慮した。
<施工中>
今回はご要望もあり木材質は信州唐松を使用。
建築工事も佳境の中の作業だったので予め木材に防腐剤を塗布しておいた。
梅雨時で雨予報に追われ、実はこの作業が一番大変だった。
一人で作業したので早朝から日暮れまでみっちり2日かかった。
柱の基礎工事が無い分、取り付けは楽だ。
金具はボルトの締め付けで固定する仕組み。
スパンや水平も後で調整が効く。
取付工事は二人で2日弱かけて
後日建物の竣工後、整地とバックヤードの砂利敷きをしてひとまず終了。
今後、落ち着いたら植栽などを予定しているようだ。
<施工後>