2017年03月31日

物置小屋作り2_壁枠

物置小屋の壁枠の作成。
まず枠板となる2X材に防腐塗料を施す。
直接風雨にさらされないが、念のため。
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それらを壁枠として作成する。
前後左右。
基本は畳一畳大なので、壁に使用する合板に合わせて
枠を組むとゆがみなく組むことが出来る。
トラックの荷台も立派な作業台になるし。
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組んだ枠板を、基礎土台の上に立ち上げた。
これは二人ががりで作業する。
この小屋は、植木仲間で友人でもある「庭弘」さんの敷地で作成。
時間があるときに手伝ってもらう。
完成した暁には、小屋を共同で使用させていただくつもりだ。
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2017年03月20日

物置小屋作り1_基礎

畳一畳分のちいさな物置小屋をつくる。
壁式構造で基本2x材を使用。

まず基礎作り。
整地して基礎部分に砂利を敷き填圧する。
続いて四隅を羽子板付き束石とし90角を束柱として、
土台を作成。
念のため、根太を束柱に挟むように強度を上げた。
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基礎の出来上がり。
次は小屋の骨格となる壁枠をつくる。
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2017年03月08日

研修旅行'17B松山〜帰京

三日目。
予定では道後温泉本館の開館6時に入浴だったが
昨晩遅くまで飲んでいたので、朝食後9時半ごろ入浴。
4種ある入浴パターンから「霊の湯2階」を選択。
2つの風呂に入浴でき、湯上りに2階広間で
お茶菓子付き休憩できるというもの。
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遅いスタート。その後は松山城へ。
こちらも現存12天守のひとつ。
徒歩で登れるが時間節約のためリフトで登城。
昨日の宇和島城と比べると実に豪華絢爛。
なんといっても観光客の数が多い。
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昼をまわり腹が減ったので下山。
途中あられ混じりのにわか雨に遭い、二の丸庭園はパス。
雨宿りできる大街道で松山のソウルフード?鍋焼きうどんを食す。
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その後雨は止んだので、萬翠荘を見学。
大正時代の建築。
フランス風だが、左右非対称なのが日本的。
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空港に戻る途中、JR松山駅に立ち寄る。
人口約50万の県都で、現在昭和的な平屋の駅は貴重だ。
松山の中心はかなり離れているので残存しているのだろう。
しかし近い将来にはここも例外なく高架化するらしい。
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2017年03月07日

研修旅行'17A宇和島〜松山

二日目は、宇和島市内散策。
まずは宇和島城。
中学3年のとき青春18きっぷで訪れた時以来だ。
意外にも現存12天守のひとつ。
本丸のみなのでスケール感ないが、無理に再建しないほうが良い。
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天守閣から宇和島港を眺める。
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続いて伊達氏の大名庭園である天赦園。
藤棚が多いのでGWあたりが見ごろだろう。
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ここは、多種の竹笹が植えられている。
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その後は宇和島の山の手の寺町界隈をぶらり。
龍華山等覚寺の山門。
庭園は住職さんにお願いして見学させていただいた。
決して広くはないが、江戸時代初期に造られたものらしい。
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西江禅寺の枯山水庭園。自由に見学できる。
これも江戸初期の作だとか。
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気が付くと昼過ぎ。
宇和島で一番人気?の「菊屋」のちゃんぽんを。
細麵と細もやしが絡み合って、海鮮と野菜の旨みのはいった甘めのスープが美味い!
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地元の人たちで満席。
夕べ食べたけど宇和島はカレーうどんも人気のようだ。

腹ごしらえをしたら、車で移動。
ちょっと郊外にある、伊吹八幡神社へ。
樹齢800年の2本のイブキの巨木が拝殿前にそびえる。
イブキの古木は珍しいのでは。
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さらに松山方面にすすみ、旧吉田町にある大乗寺へ。
住職が不在のようで、茶室のある路地庭は周りからの見学だったが、
静かな凛とした佇まい。勝手ながら伊予の三千院とする。
特に飛び石や延段にさりげない遊び心があって良い。
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さらに残念なことにカメラの電池切れ。
以下レンズの悪化したスマホカメラのため画質低下。

途中、八幡浜を経由して海沿いを松山へ。
今晩は道後温泉本館目の前のホテルに宿泊。
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本館入浴は明日朝にして、近くの椿の湯でひとっ風呂浴びて、
市電で松山の「大街道」へくくりだす。
さすがに四国一の都会。飲み屋が沢山!
さらっと歩いて一軒目によさそうな「四国三郎よしの川」に入店。
自分たちで釣った魚の持ち込みもOKだそうだ。
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ヨコ刺し、肝付カワハギ、鰆たたき、西貝等々、、、ここでは鮮魚のみ!
ハズレなし!
鰆を塩+わさび+ニンニクで食すのも◎
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二軒目は久しぶり?に肉を。
「黒てんぐ」という店。高級そうだがそんなに高くない。
それで味は◎。かなり満腹に。
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24時をまわり〆にラーメンと思い、このあじわい深い暖簾をくぐる。
「北山軒」
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入ったやいなや「急いでる?時間かかるよ?」
「全然おっけーです〜」で着席許可。
これまたチャキチャキの女将さんが一人で切り盛りしている。
すぐにほかのお客さんらと絡んで会話が弾み、
ラーメン屋というよりスナック状態?
平戸のいきつけ?のラーメン屋「らいきゅう」と似た状況に。
大分の国東半島出身だとか女将さんの素性?まで聞き出したり
〆のラーメン食べるまで2時間以上は居座った。撤収時は3時頃〜
いや〜すっかり女将さんお目にかなっていただいたようで再訪を約束。
松山の夜よ、ごちそうさまでした!
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2017年03月06日

研修旅行'17_@内子〜大洲〜宇和島

恒例の研修旅行、今年は伊予の国南部へ。

松山空港からレンタカーでまずは内子町へ。
内子は、漆の仲間であるハゼノキを原料にした木蝋で栄えた町。
明治時代の街並みが残っている。
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内子の豪商である芳賀一族である、上芳賀家。
棟瓦の上にあるシャチホコは鳥衾(とりふすま)というらしい。
屋根ののし瓦もいい感じだ。
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中に入ると、2〜3階が吹き抜けになっており、
3階部の小屋組みが間近で見られるのは珍しい。
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毎度ながらじっくり見すぎてあっという間に昼過ぎ。
お約束?南伊予地方名物の鯛めしを食す。
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内子座。
当時金儲けした旦那衆が遊ぶための娯楽施設として設立したそうだ。
今だ現役の施設。
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予定通り?予定より2時間も長居してしまったので、
いいかげん車で15分ほどの大洲へ移動。
内子もかつては大洲藩の一部だった。
その名勝庭園、臥龍山荘へ。
石積みが凝っているし、既存の樹木を活かした施工となっている。
本州ではあまり見かけないと思う。
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臥龍山荘の建築および庭園は、非常に緻密な設計に基づいているにもかかわらず、
良い意味で地方の庭園らしく頑張りすぎてなく居心地の良い空間を成している。
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臥龍山荘(不老庵)を対岸から。
もう少し緑が濃くなってからか、紅葉の時期に再訪したい。
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このほか大洲城など見てないが、夕刻になったので宿泊地である宇和島へ。
すっかり日も暮れてしまったので、夜の街へ。
4度目の訪問だが、夜歩くのは初めて。
人口7万の地方都市の夜は一見寂しいが、よく探すと美味そうな店が点在している。
まずは宇和島郷土料理が食べられる「ほずみ亭」へ。
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ヨコ刺し(クロマグロの子供を言うらしい)、のれそれ(アナゴの稚魚)、
丸ずし(おからとイワシ)、ウツボ刺し、きびなご天、、、!
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郷土料理の「ふくめん」
ほんのり甘いが日本酒にあう。
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この辺りではおこぜを「ほご」という。
お約束のから揚げ!
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見た目では高そうだが、そんなことなく居酒屋価格。
けど美味さは見た目どおり。
鮮度もよく郷土料理も想像以上に美味かった。
一軒目としては五つ星。

二軒目は、通りがかりに気になっていた小料理屋「すずらん」という店。
明るいカウンター越しに女将さんが切り盛りしている、理想的な?店。
写真を撮り忘れたが、酒よし魚よし居心地よしと長居してしまった。
地方都市でこういったお店に出会えることがとても楽しい。
再訪の際は、女将おススメの楽しいスナックに連れて行っていただくことに。
伊達氏10万石の城下町は奥が深い!
2:00ごろになり、これまた女将のおススメ「十万石」のカレーうどんで〆!
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