ほぼ一日中尾道を歩いた。
宿泊したゲストハウス
「みはらし亭」
みはらし亭の部屋からの眺めは「The 尾道」
尾道を代表する「茶園(さえん)建築」に2800円で泊まれる。
但し男女混合雑魚寝という条件だが。
カフェも併設。 宿泊者はここで持ち込んで食事が可能。もちろん眺めは◎


ここから尾道散歩出発。
建築学校の友人と二人なので自ずとその視点からのルートを辿る。

御袖天満宮。
映画「転校生」で有名な階段を転落するロケ地。

尾道訪問は今回で確か5回目。
一番初めは中学3年の時。
小学生の時大晦日「ゆく年くる年」で尾道の千光寺を放映したことがあって
俄然行きたくなっていた。
そんなときにオール尾道ロケの「転校生」を見て行かずにはいられなかったわけだ。
一番住みたい町は?と聞かれたら今も昔も変わらず尾道だと思う。
理由は海と山と寺、そしてなぜかアーケード街があること。
他にもたくさんあるのだが、長くなるので割愛。
続いて巨大な草鞋のある西国寺。
桜が満開で、着物を着たお姉さんが撮影していた。
やっぱいいなあ〜


尾道はとにかく坂道が多い。
とりわけ車など通れない歩道が海から山へ縦横無尽に張り巡らされており、
それらを辿るのが楽しい。
しかし、訪れるたびに感じるのが、廃屋廃墟が増えていることだ。
幸いにも魅力のある街なので、
NPO尾道空き家再生プロジェクトが発足、
始動しており空き家のリノベーションも進んでいるが、
それ以上に廃墟となる家屋が増え続けている。
なにしろ車が入れない、再生するどころか、解体するのでさえ
平坦な町以上にコストがかかり困難な状況である。
そんな深刻な問題に悩みつつ?東の端にある派手な浄土寺へ。
海と山陽本線が間近に迫ってくる。
なつかしい。ここは中3依頼の訪問だ。
すぐ向こうは向島。


ここで引き返し海沿いを歩く。
31年前とほぼ同じルート。
途中に転校生の主人公、斎藤一夫の家が健在。
当時、尾道駅にロケ地めぐりのパンフレットがあり、
それを頼りに歩いた。
街は基本的にあまり変わってないが、一番変わったことは
20年近く前からそうだが、歩道がきれいになっていることだ。
良くも悪くも整備されている。
アーケード街に入り遅い昼食。
ちょっと外れたお好み焼き屋に突入。
地元のおっちゃんおばちゃんご用達の店のよう。


尾道の繁華街も寂れているとはいえ、魅力あり。
夕べは遅かったので飲み屋1軒のち元スナックのラーメン屋一軒。
創業40数年間そのままの店構えで営業しているとか。
夜取り忘れ、昼の写真。

このあたり一帯はは飲み屋街で、夜は霧の中独特の雰囲気を醸し出していた。
昼食後、アーケード街を歩き、尾道帆布でカバンを衝動買いしたのち、
尾道駅到着。
親しんできたこの駅舎も来年に取り壊されるらしい。
昭和5年年建築。非常に残念。

駐車場のある千光寺に戻りつつ山側の細道を歩く。


尾道の「ガウディハウス」も再生中。

尾道水道が見える。


すでに16時近く。昼食以外ずっと歩き回っていた。
桜満開の千光から。

今晩は下関付近で泊まって、明日は九州、平戸へ行く予定。
先を急がねば。
posted by 庭師おがや at 00:00|
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